容疑者Xの献身

容疑者Xの献身 (文春文庫)
傑作。


普段は通勤中の電車の中で本を読むのですが、
これは続きが気になってしまい、
家でも寝る前に読み始めて、朝まで読んでしまいました。
それほど久々に夢中になってしまった面白い作品でした。


トリックも驚くものでしたし、登場人物も魅力があります。
読み終わってタイトルをみるとさらに感慨深いものが。


この作品は探偵ガリレオシリーズ初の長編ということで、
前の作品を読んでいたので主人公についてどういう人物か分かっていたので、
この作品に違和感なくすぐに入り込めました。


今度映画化されるということで、どうなるか気になります。
でも原作が良かった作品の映画化って大抵良くないものになっているので心配でもあります。
映画の宣伝で余計な情報が入る前にこの作品を読むことができたのは良かったかも。